愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75
tel.0896-56-3065
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- 本 尊
- 十一面観世音菩薩
- 本尊の真言
- おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
- 詠 歌
- おそろしや、三つのかどにも、いるならば、心まろしく、じひをねんぜよ
- 由 来
- 天平年間(七二九-七四八)に聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開創されたと伝えられており、弘仁六年(八一五)弘法大師が本尊十一面観世音菩薩(六尺二寸)を刻み安置し、境内に三角の護摩壇を築いて、二十一日間、国家の安泰、万民の福祉を祈念して隣伏護摩の秘法を修行され、四国霊場に定められた。境内にある「三角の池」がそのときの遺跡であり、そしてこれが寺号になっている。また、嵯峨天皇も厚く尊崇され、寺領三百町歩を下賜されたうえ、七堂伽藍を建立されたが、天正九年、長曽我部の兵火にあって本尊以外の十二坊が焼失した。四国八十八ケ所の中でも「伊予の関所」と呼ばれ、本尊は開運厄除けの観音、安産子安」観音といわれ、霊験あらたかです。俳人一茶は「これでこそ 登りがいあり 山桜」と詠んだ句碑がある。