愛媛県西条市小松町南川甲19
tel.0898-72-3861
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- 本 尊
- 大日如来
- 本尊の真言
- おん、あびらうんけん、ばざら、だどばん
- 詠 歌
- のちの世を、思へばまいれ、香園寺、とめてとまらぬ、しらたきの水
- 由 来
- 用命天皇の御代、天皇の病気平癒を祈願して聖徳太子が堂塔を創建。天平年間(七二九-七四八)に行基菩薩が留錫され、大同年間(八〇六-八〇九)弘法大師が巡錫され、門前で身重な婦人が苦しんでいる所へ通りかかり、秘法の加持をされ婦人は元気な男子を安産。大師は唐から持ち帰った大日如来の金像(一寸八分)をご本尊の胸に納め、栴壇の香をたいて、十七日間護摩修法され「安産、子育て、身代り、女人成仏」の四警願と祈祷の秘法を寺に伝え、四国霊場に定められた。修行姿の大師が左手で赤ん坊を抱き、やさしくあやす像が祈念堂にある。「子安大師」の由来になった。