愛媛県松山市畑寺町32
tel.089-975-0910
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- 本 尊
- 薬師如来
- 本尊の真言
- おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
- 詠 歌
- よろずこそ、はんたなりとも、おこたらず、しょびょうなかれと、のぞみいのれよ
- 由 来
- 天平年間(七四九~七五六)に行基菩薩が本尊、薬師如来(三尺)を刻み安置したのが始まりで孝謙天皇の勅願所であった。弘仁年間(810-822)に弘法大師が留錫して修行され現在の山号、寺号を名付けられ四国霊場に定められた。その後、源頼義が再興し、弘安二年に後宇多天皇に聞月上人が勅命をうけ、当時の国難.蒙古末襲"の退散祈願を行ったと伝承されています。応永元年(:二九四)住職も後小松天皇の勅命で京都泉涌寺二十六世の快翁宗師がこの寺に移り十六弁の菊の紋章瓦が残されている。又、この寺は時宗の開祖である一遍上人が学問の修行の寺として「となふれば仏もわれもなかりけり、なみだぶつなみだぶつ」と称名念仏の世界に入り、三部程を奉納したり修学されたという。