愛媛県松山市鷹子町1198
tel.089-975-1730
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- 本 尊
- 釈迦如来
- 本尊の真言
- のぅまく、さんまんだ、ぼだなん、ばく
- 詠 歌
- 十悪の、わがみをすてず、そのままに、じょうどの寺へ、まいりこそすれ
- 由 来
- 寺伝によれば天平年間(七二九~七四八)に恵明上人が開創され、本尊、釈迦如来は行基菩薩の作と伝承されている。その後、弘法大師がこの地を巡錫され伽藍を再興され四国霊場に定められた。津久三年(一一九二)には源頼朝が家門の繋栄を祈り堂塔の修理に力を注ぎ、六十六坊、末地七等を有す大寺として栄えていたが応永年間の兵火で焼失。文明十四年(一四八一)には領主、河野通宜によって再興された。現在の本堂は、そのときのもので唐様式の代表作として重要文化財に指定されている。また、この寺には浄土宗の開祖、円光大師、二世聖光上人、三世良忠上人の自作像があり、それが三蔵院の院号となっている。そのほかに空也上人の像がある。これは天徳の頃、空也上人が滞在したことで知られ、村民に親しまれ懇望から自像を刻まれ重要文化財。