香川県坂出市西庄町天皇1713-2
tel.0877-46-3508
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- 本 尊
- 十一面観世音菩薩
- 本尊の真言
- おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
- 詠 歌
- 十らくの、浮きよの中を、たずぬべし、天皇さえも、さすらいぞある
- 由 来
- 弘仁年間(810-824)、弘法大師がこの地の八十場の泉の附近まで来た時、一本の木から光を放っているのを発見し、霊感を得てその霊木から十一面観世音菩薩(二尺三寸)、愛染明王、阿弥陀如来の三尊像を刻み、堂宇を建立し、その時、山の鎮守金山権現が現われ、如意宝殊を感得されたことから、金華山・摩尼珠院・妙成就寺と名づけて、四国霊場に定められた。また、八十場の泉の水源に薬師如来の石像を彫り、安置されました。その後、「保元の乱」の戦火で堂塔はすべて焼失され、崇徳上皇は讃岐の国に流され、長寛二年(一一六四)八月二十六日に四十六歳で崩御され白峰山で茶毘に付された。後嵯峨天皇の御代になって上皇り霊を慰めるため金華山の中腹にあった摩尼珠院を移し白峰宮を創建して、院号を高照院、寺号を天皇寺と称えることになりました。