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四国八十八カ所巡り

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第69番札所 七宝山 観音寺88_p1香川県観音寺市八幡町一丁目2-7
tel.0875-25-3871
本   尊
聖観世音菩薩
本尊の真言
おん、あろりきゃ、そわか
詠   歌
かんおんの、だいひのちから、つよければ、おもきつみをも、ひきあげてたべ
由   来
大宝年間、日証上人によって開創された当時は、神官寺と号していた。大同二年、留錫した弘法大師は聖観世音菩薩を刻み、安置する堂宇を琴弾山の中腹に建立し、その周辺に四十七基の仏塔を建て、七種の珍宝を埋めて地鎮したことにちなんで、それまでの山号を七宝山と改号した。当寺の第七世住職になられた大師は、南部興福寺にならって七堂伽藍を建立し、先に刻んだ聖観世音菩薩を本尊として中金堂に安置し、七宝山観音寺と改められ四国霊場に定められた。寺歴が古いだけに貴重な文化財も多い。室町初期のもので朱の色もあざやかな金堂(本堂)は重要文化財である。藤原時代末期のもので木造浬葉仏も、重要文化財。また鎌倉時代のもので絹本著色琴弾八幡本地仏像、絹本著色不動二童子像ともに重要文化財である。大師は、神恵院を、霊場に定めたとき紳功皇后は、観世音の生まれ変わりとして聖観世音菩薩の尊像を刻まれ本尊とし観音寺を作られた。六十八番の琴弾山と一境内に二札所となっている。

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