香川県観音寺市八幡町一丁目2-7
tel.0875-25-3871
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- 本 尊
- 阿弥陀如来
- 本尊の真言
- おん、ありみた、ていせい、からうん
- 詠 歌
- ふえのねも、松ふく風も、ことひくも、うたうも舞うも、のりのこえごえ
- 由 来
- 大宝三年(七〇三)法相宗の僧、日証上人が修行しているとき、西の方の空が鳴動してあたりがうす暗くなったので、海辺に出てみるとはるかかなたの海上に七彩の光を放った一隻の神船が浮かび、船から琴の音が聞こえ「われは八幡大明神なり、宇佐より来たるこの地の、風光妙なり、仏法守護のためこの山の八葉の霊峰にとどまらん」という声が聞かれ、日証上人は村人とともに神船琴を山上に引き上げて、社殿を作り奉安し琴弾八幡と号したのが始まりである。大同二年(812)弘法大師がこの地に巡錫され、琴弾八幡宮の本地仏である阿弥陀如来を描き本尊として安置され四国霊場に定められた。それ以来、法灯は絶えることなく続いたが、明治の廃仏棄釈令によって、本尊は観音寺の西金堂に移されたため一つの境内に二つの札所がある。