香川県三豊市三野町大字大見乙70
tel.0875-72-3446
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- 本 尊
- 千手観世音菩薩
- 本尊の真言
- おん、ばざら、たらまきりく
- 詠 歌
- 悪人と、ゆきづれなんも、いやだにじ、ただかりそめも、良き友ぞよき
- 由 来
- 天平、第四十五代聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開創されこの山より中国、四国にわたる八国が眺望できるところがら蓮花山、八国寺と名づけられた。弘法大師が真魚と呼ばれていた幼少時、この山に登り獅子の霊巌"と呼ばれる求聞持窟で真言密教の学問に励まれたと伝えられています。入唐受法後、再度登巌、求問持の秘法を修された時、空中より五柄の銅剣が下ったということで、千手観世音菩薩像を刻み、伽藍を整え剣五山、弥谷寺と改め四国霊場に定められた。鎌倉時代作の、金堂への途中の岩壁に刻まれた阿弥陀三尊は、四国霊場中希有の摩崖仏として県指定文化財です。また、大師堂背後の奥の院聞持窟、洞の地蔵尊、大師瑜加護摩修行窟、大師加持水などがあり、さらには阿弥陀三尊の岩盤に大師が彫り付けられた弥陀宝号、梵字、大師が唐の国から請来したという金銅五鈷鈴がある。この寺に登り口から本堂までの石段の総計は六百四十段、金毘羅さんに次ぐ難所。