香川県三豊市山本町辻4209
tel.0875-63-2341
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- 本 尊
- 薬師如来
- 本尊の真言
- おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
- 詠 歌
- うえおきし、小松尾寺を、ながむれば、のりのおしえの、風ぞふきぬる
- 由 来
- 弘仁十三年(八二二)嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が熊野三所権現鎮護の霊場として開創され、本尊薬師如来を刻み、安置し四国霊場に定められた。その昔、真言宗と、天台宗の二宗派によって管理され、真言二十四坊 天台十二坊を持っていた。その名残として今も本堂の左右に真言、天台の大師堂があるという珍しい寺である。顕蜜二教の修行、勉学の道場として栄えていたが、天正年間に四国統一を計る長曽我部元親の兵火にあい本堂と本尊を残すだけとなった。慶長年間(1596-1613)に再建された。寺宝として、約六百年前藤原経朝が病気平癒の扁額として奉納した。大興寺の額があります。地元では「小松尾寺」と呼ばれ親しまれている。