高知県宿毛市平田町中山390
tel.0880-66-0225
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- 本 尊
- 薬師如来
- 本尊の真言
- おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
- 詠 歌
- なむ薬師、諸病悉除の願いこめて、詣るわが身を、助けましませ
- 由 来
- 神亀元年(七二四)行基菩薩が聖武天皇の勅命により、諸病救済の薬師如来を刻み本尊として、創建され、薬師の瑞相にちなんで亀鶴山と称し、院号は施楽院、寺号を宝光寺と名づけられた。のちの延暦十四年(七九五)、弘法大師が桓武天皇の勅願所として再興され、脇侍に日光・月光両菩薩を刻んで安置し、諸堂を整え四国霊場に定められた。さらに大師は中山郷の飲み水が少ないことを知り、錫杖で土を掘ると霊水があふれ、この泉を「宝医水」と名づけ今も本堂右横に「目洗い井戸」と呼ばれ眼病に霊験あるといわれる。又、この寺に延喜十一年(九一一)に竜宮城から赤海亀が泳ぎ着き背負ってきた銅鐘を奉納したという由来から赤亀山、延光寺と寺名を改められたと伝承されている。