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四国八十八カ所巡り

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第36番札所 独鈷山 青龍寺 伊舎那院88_p1高知県土佐市宇佐町竜163
tel.088-856-3010
本   尊
波切不動明王
本尊の真言
のうまく、さんまんだ、ばざらだん、せんだまかろしゃだ、そたはや、うん、たらた、かんまん
詠   歌
わずかなる、泉に住める青滝は、仏法守護の、ちかいとぞ聞く
由   来
延暦二十三年(八〇四)弘法大師が唐に渡り恩師とする恵果阿闇梨より真言の秘法を授けられた。恩師に報いるために唐より「寺院建立の景勝地に留まり給へ」と独鈷杵(仏具の一つ)を日本の空に向かって投げた。独鈷杵は宙高くまい上がり、紫雲に包まれて東方へ飛翔した。帰国後、この地を訪れ、松にかかった独鈷杵を見つけ、嵯峨天皇に奏聞して弘仁六年(八一五)堂宇を建立し、自ら波切不動明王を刻み師をしのんで寺名を青龍寺と称し四国霊場に定められた。本尊、波切不動明王を祀った由来は大師が帰国途中に暴風雨にあい一心に祈念すると不動明王が現れ、荒れる波を切り開き、大師を守り無事帰国されたといわれ「波切り不動さん」と呼ばれ船乗りの信仰を集めたくさんの絵馬が並ぶ。

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