高知県室戸市室津2644
tel.0887-23-0025
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- 本 尊
- 延命地蔵菩薩
- 本尊の真言
- おん、かかかび、さんまえい、そわか
- 詠 歌
- 法の船、入るか出るかこの津寺、迷うわが身を、のせてたまえや
- 由 来
- 大同二年(八〇七)この地を訪れた弘法大師は高さ一メートルほどの延命地蔵菩薩を刻み、伽藍を建立。海で働く漁師のために、大漁と海の安全を御祈念せられたのがはじまりである。慶長年間(1596-1615)時の藩主山内忠義公が室戸岬の沖を航海中、暴風雨にあい、船はいまにも転覆するかに見えた時、一人の僧が現れかじをとって入港したという伝話があり、以来「かじ取地蔵」と呼ばれ海上安全の守り本尊です。寛永十六年(一六三九)山内忠義公が堂宇を再建、寛保二年(一七四二)の大火で焼失、明治四年一次廃寺となったが明治十六年に復興される。