高知県土佐市高岡町568-1
tel.088-894-2234
tel.088-894-2234
- 本 尊
- 薬師如来
- 本尊の真言
- おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
- 詠 歌
- 澄む水を、汲めば心の清滝寺、波の花散る、岩の羽衣
- 由 来
- 養老七年(七二三)行基菩薩が薬師如来を刻んで安置し寺を開創され影山密院、釈本寺と名づけ開基しました。弘仁年間(810-823)に弘法大師が巡錫せられ、五穀豊作のために、本堂の北の山中で修法され、満願日に金剛杖を打つと清い滝のような水が湧き出し鏡のような池ができた。そこで大師は閼伽井権現、龍王権現を勧請し、それまでの寺号を現在のものに改められ四国霊場に定められた。いまも田畑をうるおし、特産の土佐和紙づくりにも役立っている。厄除けと安産を願って階段くぐりもあり深く信仰される。又、境内には「入らずの山」といって、禁足地になっている森があり、そこには高岳親王(真如上人)の逆修塔のある場所で、この地に逆修塔をつくり仏の道を求めて唐の国からインドの国へと帰らぬ旅立ちとなった真如の魂は今もこの地に生きつづけられている。