高知県安芸郡安田町唐浜2594
tel.0887-38-5495
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- 本 尊
- 十一面観世音菩薩
- 本尊の真言
- おん、まかきゃろにきゃ、そわか
- 詠 歌
- みほとけのめぐみの心、こうのみね、山も契ひも、高き水音
- 由 来
- 当寺は、神功皇后の三韓征伐にあたり、勅命で天照大神その他の諸神を祀った後、行基菩薩が十一面観世音(一尺二寸)の尊像を自作され本尊として安置。弘法大師が聖武天皇の勅命により、神仏合祀の上、四国霊場の一つに定められた。土佐の関所と言われる霊山です。この寺は、海抜六百三十メートルの神峰山の山頂近くにあって、勾配四十五度という「遍路泣かせ」の坂道に向かってせりあがっている。この寺へは、かつての三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の母が自宅から約四十キロの道のりを歩いて二十一日間日参し息子の大成を祈願した有名な話。戦後、この話を聞いた岩崎弥太郎は報恩を感謝し、神峰寺に山林を寄進したという。寺のある山頂までは3.3キロメートルあるが、自動車道が出来て、遍路の皆様も楽になりました。納経所横には、清らかな水が湧き出ており、口に含むと生きている実感があふれてきます。