徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285-1
tel.0884-77-0023
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- 本 尊
- 薬師如来
- 本尊の真言
- おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
- 詠 歌
- 皆人の、やみぬる年の、薬王寺、るりの薬を、あたへまします
- 由 来
- 弘仁六年(八一五)弘法大師が四十二歳の時、広く世の人々の厄難を払うための誓願を立て、平城天皇の勅命により、厄除け薬師如来を刻んで本尊として建立。文治四年(一一八八)の火災で堂宇を焼失、その時本尊は光を放って西方の玉厨子山へ飛び去ってしまった。その後、後徳天皇の勅命により、伽藍は再建され、別に薬師如来を刻み、入仏供養をされた時、先の本尊が帰ってこられ後ろ向きに本堂に入られたといわれ、二躰のご本尊がまつられております。したがって本堂の後ろ向き薬師は本堂の裏から拝することが出来ます。本堂への石段は三十三段の女厄坂、つづいて四十二段の男厄坂、還暦の六十一段坂があります。