徳島県阿波市土成字田中198-2
tel.088-695-2080
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- 本 尊
- 涅槃釈迦如来
- 本尊の真言
- のぅまく、さんまんだ、ぼだなん、ばく
- 詠 歌
- 大乗の、ひほうも科もひるがえし、転法輪の、縁とこそきけ
- 由 来
- 弘仁六年、阿讃山ろくに悪鬼が横行し、人々を恐怖に陥れていたため、修行中の弘法大師が霊木に釈迦如来涅槃像(二尺五寸)を刻まれ、堂宇を建てて本尊を安置したのが始まりで四国霊場に定められた。創建当時は阿讃山ろくの法池ケ渓にあって、白蛇山法淋寺と称し広い寺域を有していたが、長曽我部の兵火にあい堂宇を焼失した。正保年間(一六四四~一六四八)に今の地に再建され、山号を正覚山、寺号を法輪寺と改められた。又、この寺の本尊は釈迦如来涅槃像がまつられており、八十八ケ寺の中で唯一の涅槃像であり珍重なものとされています。御本尊は、弘法大師が刻まれた釈迦如来涅槃像、本堂には難病が、全快した山口庄太郎と言う遍路の奉納額がある。