徳島県名西郡神山町下分字地中318
tel.088-677-0112
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- 本 尊
- 虚空蔵菩薩
- 本尊の真言
- のぅぼぅ、あきゃしゃらばや、おん、ありきゃまり、ぼり、そわか
- 詠 歌
- のちの世を、思えば苦行焼山寺、死出や三途の、難所ありとも
- 由 来
- 寺伝によれば、大宝年間(701-704)役小角が小岳修行のため庵を結んだのが始まりで、のち、弘仁六年(八一五)、弘法大師がこの山に大蛇が棲んでいて、人や農作物に火を吐いて苦しめているのを知った。大師が開山のために登って来られると、大蛇はこれを阻もうと満山を火の海としたが、大師が摩慮の印(水の意)を結び、真言を通して登り賜うと、火は衰え激しい抵抗にも虚空蔵菩薩(四尺五寸)と三面大黒天の加護によって悪龍を岩窟に封じこめてしまわれたといわれています。この寺への途中には、四国遍路の元祖といわれる衛門三郎終えんの地「杖杉庵」がある。