徳島県徳島市国府町井戸字北屋敷80-1
tel.088-642-1324
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- 本 尊
- 七仏薬師如来
- 本尊の真言
- おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
- 詠 歌
- おもかげを、映してみれば井戸の水、むすべば胸の、垢やおちなむ
- 由 来
- 白鳳二年(六七三)に天武天皇の勅願道場として開かれ、妙照寺と呼ばれ阿波国司庁に隣接し隆盛を極めていた。弘仁六年(八一五)弘法大師がご本尊の七仏薬師如来を拝して留錫されたとき、一刀三礼で十一面観音(八尺余)をはじめ十二神将四天王、脇侍の日光月光菩薩像を刻んで安置し、四国霊場に定められた。その当時、にごり水しか出ないため村人達が困っているのを見た大師は、錫杖で一夜にして井戸を掘り美しい水が湧き大師はこの井戸に姿を写して自ら像を刻んだのが(日限り大師)である。霊水は特に眼病に効き、日限り大師は日を限って心願をかけると必ずご利益があるといわれる。本尊は聖徳太子作。