徳島県板野郡板野町羅漢字林東5
tel.088-672-4111
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- 本 尊
- 延命地蔵菩薩
- 本尊の真言
- おん、かかかび、さんまんえい、そわか
- 詠 歌
- 六道の、能化の地蔵大ぼさつ、みちびき給え、この世のちの世
- 由 来
- 土地の人には、「羅漢さん」の呼び名で親しまれています。弘仁十二年(八一一)嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が開いたと伝えられ、かつては、阿波、讃岐、伊予の三カ国に三百の未寺を擁し、塔中に二十六ケ寺を数えたといわれます。勝軍地蔵とは、体に甲冑をつけ、軍馬にまたがった仏さまで、昔から武人の信仰が厚い。境内の裏庭に五百羅漢堂(木造としては現在日本最大)があります。羅漢堂は大正四年の大火災で御丈約十二メートル余といわれた。大釈迦如来像をはじめ、総て焼亡、時の住職光義上人の再建により、現在の堂宇が完成しました。本尊の勝軍地蔵菩薩(一寸八分)が、延命地蔵(二尺七寸)の胎内に納められている。裏の堂宇には、500体が揃った羅漢堂がある。(拝観料200円)