徳島県徳島市一宮町西町丁263番地
tel.088-644-0069
tel.088-644-0069
- 本 尊
- 十一面観世音菩薩
- 本尊の真言
- おん、まか、きゃろりきゃ、そわか
- 詠 歌
- 阿波の国、一の宮とはゆうだすき、かけてたのめや、この世後の世
- 由 来
- 弘仁六年(八一五)、弘法大師が入田町海見の「大師が森」に堂を結び、護摩修法をされているとき、大日如来が現れ「この地は霊地なれば一宇を建立すべし」と告げられました。そこで大師は、大日如来を刻み本尊とし堂宇を建立しました。その後、元亀天正の兵火にかかって堂宇は焼失しましたが、再建され、諸国に国の総鎮守である一の宮神社が建てられたとき、本尊は大日如来であったが、神仏分離のとき一の宮神社の本地仏十一面観音を大日寺に移して本尊としたため、大日如来は脇仏となった。寺のある付近から大日如来が出現しそこで、弘法大師は、大日如来をきざみ、本尊として安置して大日寺とした。その後兵火で消失し一宮の、本仏十一面観世音を、本仏とした。このため大日如来は脇物となっている。