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四国八十八カ所巡り

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第54番札所 近見山 延命寺 宝鐘院88_p1愛媛県今治市阿方甲636
tel.0898-22-5696
本   尊
不道明王
本尊の真言
のぅまく、さんまんだ、ばざらだん、せんだ、まかろしゃだ、そはたや、うん、たらた、かんまん
詠   歌
くもりなき、かがみのえんと、ながむれば、のこさずかげを、うつすものかな
由   来
天平年間(七二九-七四八)行基菩薩が不動明王を刻み、本尊として、海抜二四四メートルの近見山山頂に七堂伽藍を創建されたのが始まりといわれる。その後、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が当寺で修学、荒れていた有働を再興し、近見山・不動院・円明寺と号し進行と学問の中心道場とした。だがその後は、数度の兵火に遭いそれまで隆盛を見ていた七堂伽藍はことごとく焼失。再建なったのは享保十二年(1727)になってであり、そのとき現在地に移した。寺宝に宝永元年鋳造の梵鐘がある。この梵鐘は長曽我部の兵士達が軍用金にしようと略奪し海上へ運んだ時、梵鐘自ら海中へ沈み略奪を拒んだ、という言い伝えがある。明治時代になって「第五十三番札所」円明寺と間違い双方とも困ったために、それまで俗称だった延命寺を正式の寺名にしたのである。

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