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四国八十八カ所巡り

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第32番札所 八葉山 禅師峰寺 求聞持院88_p1高知県南国市十市3084
tel.088-865-8430
本   尊
十一面観世音菩薩
本尊の真言
おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
詠   歌
静かなる、我がみなもとの禅師峰寺、浮かぶ心は、法の早船
由   来
行基菩薩が航海の安全を祈って十一面観世音菩薩像を刻み本尊として堂宇を建立したのが寺のはじまりと伝承されている。弘仁六年(八一五)弘法大師巡錫の砌。観音の浄土、天竺補陀落山さながらの霊域で、その山容が八葉の蓮合に似ているので、八葉山と号し、大師が当山で求聞持の法を修せられたので求聞持院と名づけ、四国霊場の一寺に定められた。その後、藩政時代、参勤交代などで浦戸湾を出航する歴代藩主は必ずこの寺に祈願するなど、海上安全に崇敬を集め「船魂観音」ともいわれ、篤く信仰される。又、この寺の境内は奇岩でかこまれ、岩の中に「潮の満干岩」というのがあり、潮の満ち潮によって岩のくぼみにたまった水が増滅するというめずらしい岩がある。仁王門の横には不動明王の後背の炎の模様を連想させる奇岩が現れている。本堂からの太平洋の眺望は、格別な物がある。また、本堂前の奇岩奇石の岩間には芭蕉の「木枯らしに 岩吹きとがる 杉間かな」の句碑がある。

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